起こった問題に対処する責任


今週は、上司の方を始め、研究室の多くの方が学会のため留守で、
私は上司のいない中、仕事をこなしていきました。
こういう状況は初めてではありませんが、
上司の方を頼らずに、
自分ひとりで問題を起こさずに
対処しようと決意して臨んだのは、
(遅いかもしれませんが)初めてでした。
ここで言う、問題を起こさずに、というのは、
正確には問題が例え起こってもしかるべき対処ができるということです。
それは、すなわち、上司に
「安心して仕事が任せておけるな」と思わせるように
仕事をする、ということなのです。


実は、9/27日の大失態によって、
その日の仕事がうまくこなせず、
上司の方がいなくなる翌日に仕事をまわさざるを得ない状況に突入したわけですが、
そのときに上司の方の本音がまたしても聞かれました。
そのときの台詞はここには書きませんが、
上司の方に心配をかけたり、頼ったりすることは、
なくさなければいけない!ということを痛切に感じました。
今までは、ミスをしなければいいと思っていたところがあったのです。
でも、ミスは気をつけても0にはならないことが、
最近分かってきました。
さらに、ミスしなくても、
何か問題が起こることもあります。
そういったときに、必ず誰か(たとえば上司の方)助けてくれる人がいるとは限りません。
だから、さまざまな起こりうる問題を
どう対処したらいいか、を知っているか、
知らなくても考えて行動できる、
ということが重要なのだと思いました。


これも、今更気付くことでもないほど当然のことなのですが、
知っていても実行するのは難しいです。
もし、ここで、
「いや、私は問題に対して対処できる」
と思った方がいたら、
その問題は自分がしている仕事に関することですか?
と聞いてみたいです。
自分がしている仕事にだけ責任を持っていても、
それ以上のことはできないと思うのです。
私で言えば、例えば、
自分の仕事だけでなく、
チーム全体、研究室全体、会社全体、
、、、それから、日本の国全体、世界、と
それをまるで我が仕事と責任を持つ範囲を広げていくことが大事じゃないか!
そう思うのです。
私は、まだそんな大きなことを人に言える立場でもないですけれど、
ゆくゆくはそうなっていきたいなぁ、と
そんなことを考えた一週間でした。