踊る大捜査線


去年の年末に「踊る大捜査線」テレビシリーズを
テレビで一挙再放送していました。
それを、ところどころ見てしまったのをきっかけに、
今年になってから、
テレビシリーズの第一話から
最新映画の「THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ」まで
毎週週末TSUTAYAに借りに行って見てしまいました。
踊る大捜査線の公式ホームページ↓
http://www.odoru.com/main.html


私はドラマを当時見ていず、
なんだか有名だぞ、ということで、
映画一作目のテレビ放送を見たことがある程度だったのです。
ドラマを見て初めて、なぜこのドラマがヒットしたのか
ようやく解りました。
そして、世のおやじさんたちが泣いたという
「THE MOVIE2」の室井さんが捜査の指揮に戻ってくる場面は、
私も感慨深く感じました。
現場で動くもののの力をすべて生かしながら、
組織全体として正しい方向に動かし成果をあげるのは、
難しいことですよね。
上と下があんなふうに信頼し合って
動けたら本当に素晴らしいことです。
「正しいことがしたければ、偉くなれ」という台詞が
何度も出てきますが、
偉くなったら、現場が解らなくなる、
それが問題なんですよね?
実際に動いているのは現場で、
現場を知っているのは、
やっぱり現場で働いているものなんですよね。
その情報がどれだけ上にあがるか、
そして、上の考えをどれだけ下が受け入れて動けるか、
組織が大きくなるほど、大きな問題になるような気がします。
私が働いている場所は、ベンチャーで、
それほど大きな組織ではないはずなのに、
それでも、情報が行き渡らなかったり、
真実ではないかもしれない噂が一人歩きしたり、
大変だなぁ、と思います。


上と下のコミュニケーションがうまくいっていれば、
仕事上起こる細々としたトラブルから、
ひいては会社における大問題まで、
解決できるかもしれない、と思いました。
お互いに信頼できる人間関係が築ければ、
たいていのことはそんなに大きな問題になることはない、
と最近つくづく感じます。
信頼できる人間関係があれば、
言いにくいことでも、
小さなことでも、
逐一知らせ合えるからです。
お互いに顔色ばかり伺って、
言いたいことも言わないでいるから、
ストレスがたまるんですよね。
たしかに、言わないでおいた方がいいこともあるんですが、
私は素直に自分の考えを言って、
共感してもらって味方になってもらったほうが、
ずっと楽しく仕事ができると思います。
現場でまわりを巻き込んで、
正しい方向に動いていく力にしていく、
青島刑事みたいな存在になりたいなぁ、
と思いました。
生意気なことを言っているかもしれませんけれど。