目標


今年の目標は、
器量良しになることです。
私に一番足りないものだからです。
人は、よいところを伸ばすのも重要だと思うのですが、
私の場合、欠点を直すとぐんと良くなることがあるので、
それなら、欠点を直そうと思ったのです。


人が成長できるかどうかは、
どれだけまわりの人が自分に対して言ってくれる言葉に対して、
謙虚に受け止めて、実際に行動を変えていけるかどうか、
にかかっていると思います。
自分に対して言葉を投げかけてくれる、ということは、
いいことであれ、悪いことであれ、
どんな言い方をされようと、
自分に関わってくれようとしてくれているわけで、
本当にありがたいことだと思うのです。


ところが、実際は、人の意見で自分の行動が変わることは、
あまりありません。
心から、自分の行動を変えたいと思わない限り、
自分の行動は変えられないからです。
他人の一言が、自分の中でそれほど大きなものとして、
生きて捕らえられることは難しいからです。


相手の言葉を大きなものとして捕らえるのに、
一番簡単な方法が、
相手を好きになることだと思います。
私は、どうしても自分の考えに偏りがちで、
これまで多くの人が気遣って言ってくれた言葉を
無視し続けてきてしまったのです。
結果的に、私は好きになった人に
行動を変える力をもらっているような気がします。


「お前に一番足りないのは、器量だよ」と言ってもらえて、
ありがたかったです。
でも、これって、
言われなくても配慮できるようになれ、
ということなんですよね。
先ほど言われたことを謙虚に受け止めて変えていこう、と
書きましたけれど、
言われなくても、わからないといけないのです。
言わんや、言われたことをや、です。
お前のことを良くわかっているな、と家族にも賛同されたことでした。