「自分の会社をつくるということ」経沢 香保子

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TSUTAYAの本屋でみつけて、購入して読んでしまいました。
著者の経沢香保子さんは、
26歳で起業して売り上げ一億円の会社を経営されている女社長さんです。
経歴を抜粋しますと、
慶応義塾大学 経済学部卒業。
リクルートの営業から始め、
エイ・ワイ・エーネットワークではエグゼクティブプロデューサーを、
楽天では新規事業の立上げや、楽天大学の創立を経験。
2000年4月19日に(当時26歳で)トレンダーズ株式会社を起業され、
代表取締役として日夜激走されているそうです。
また、女性起業塾を経営されています。


トレンダーズ株式会社ホームページはこちら↓
http://www.trenders.co.jp/
トレンダーズ スタッフ日記はこちら↓
http://www.trenders.co.jp/sdiary/
女性起業塾のホームページはこちら↓
http://www.w-e.jp/


いろいろ刺激を受けてしまいました。
思わず女性起業塾を申し込みたくなったくらいです。
私が今まで感じたことをもう現実にしている方が
いらっしゃるんだ、と思いました。


社長になれるかどうか、というのは、
楽天の社長さんの言葉でもありますが、
途中でこんなものかと諦めないで、
目標を達成するまで諦めないことだそうです。


社長になるのには、
ベンチャーとか成長中の会社に入社して、
必要があれば転職もして、
いろいろ学ぶとよい、とおっしゃっていましたが、
私がベンチャーに入社した動機と同じでした。


仕事に対する考え方も、
たとえ、今いる場所が本来の場所でないと思ったとしても、
そこで自分のできる精一杯をやるべき、ということも
私が同感なところです。
去年はここでやっていけるのか、と思って、
つらい思いをしたりしたけれど、
どこでも自分にしかできないオリジナリティーというのは、
出せるのです。
先週も上司に言われた冗談というかやりとりで嬉しかったのが、
ちょっと他チームの方に細胞をわけてあげたんですが、
それを上司の前で話していたら、
「お前、○○の手伝いまでし始めたのか!」
「え、違いますよ。ちょっとあげただけです。駄目ですか?」
「駄目じゃないよ」


社長になる資質は、
人の役に立ちたい、という思いだそうです。
私がこの日記を付けている理由も、
これを読んで、もしかして、
何か感じてその人の日々が少しでもいい方向に変わることがあればいいな、
という思いがあるのですが、
経沢さんの考えと一緒でした。
トレンダーズの社員は全員日記を付けて公開している
というのも、凄いことです!


あと、子供産んだり、女性は大変かもしれないけれど、
仕事も両立できるんだ!
というのも嬉しい考え方でした。


で、私の考えと同じだ!と思った
経沢さんの日記があったので、
以下に抜粋してみたいと思います。
上に載せたスタッフ日記に行けば、すぐ読めますけれどね。

変われるかどうか (2005/08/10)
経沢
以前、
「もう大人になったら、普通人は変われませんよ。
 病気とか死とかそういうことに向き合わない限りね」
と、ある人が言っていました。

その方は年上だったので、そのときはそうかなと思っていましたが、
私はずっとずっと疑問に感じていました。


そう感じてしまう自分が青臭いのかなと思うくらい。


たぶん、自分が変わりたい、もっと成長したいと
常に思っているからだと思うのですが。


最近、女性起業塾やスタッフなど
そして、自分自身もふくめ、
いろんな方に向き合ってきて、「変わる」人が多いし、


例えば、特に経営者の友人は、
数ヶ月会わないだけで、劇的に変わっていたりするもの。


(もちろん、全然、いい意味でも悪い意味でも
 変わらない人もいますが)


すこしだけわかったのは、


具体的に「自分のここを変えたい」
という、本当に強い欲求や意識があれば、それはきっかけになる


その状況において、
例えば、上記のような、大病とか、死とかも例にあがっているように、
他にも、
「どうしても乗り越えなければいけない、もしくは、乗り越えたいもの」が
目の前にあれば、さらに後押しとなる。
(というか、必然的に乗り越えざるをえないからですが)


でも、簡単に避けたり、逃げたりできるのであれば、
きっとそれは、解決できないまま、変わらないままなのだと思う。
(もしくは、変わらなくてもいいのだろうし)


なので、本当にその部分を変えたいのであれば、
ある程度、自分を追い込んでみるのもいいかもしれないし、
何よりも逃げないのがいいかもしれません。


そして、そんな時、仲間や、乗り越えた見本となる人、
メンターなどがいるとより楽しく乗り越えられるのかもれない。


気づくこと、変わるべき、変われるきっかけに感謝して、
そして、そこから逃げないこと


そうすれば、徐々に変われるのだろうと、
そんな風に考えるようになりました。
まだまだ結論の途中。自分も途中ですけれども。


周囲が変わるのを期待するよりも、
自分が変わることを期待したほうが、
ずっと健全だとも思います。